キク科

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ウサギギク タカネヤハズハハコ
2007/8/11 北アルプス立山
2007/8/11 北アルプス立山
クロトウヒレン クロトウヒレン
2007/8/2 北アルプス唐松岳 2007/8/2 北アルプス唐松岳
これはまだ蕾で、暗紫色に見えるのは総苞と呼ばれる部分。花はピンク色である。
ウスユキソウ ミズギク
2009/7/26 群馬県吾妻郡嬬恋村 2010/7/11 新潟県東蒲原郡阿賀町
山地にある湿地に咲く。
ミヤマアキノキリンソウ センボンヤリ
2011/8/6 北アルプス五色ヶ原 2012/5/5 福島県東白川郡鮫川村
背丈の低い可憐な花。秋に咲く花は背が高く、開くことなく実を結ぶという(閉鎖花)。
アポイアズマギク イワインチン
2012/5/25 北海道様似郡様似町
北海道アポイ岳(背景に見える山)にだけ自生。ミヤマアズマギクの変種。
2012/8/25 長野県東御市
変わった名前だ。カワラヨモギに似ており、その別名がインチンヨモギ(茵陳艾)であるため岩場に生えるインチンヨモギということで名付けられたという。湯の丸山では保護活動がなされている。
カセンソウ コウリンカ
2012/8/19 山梨県富士吉田市
2012/8/19 山梨県富士吉田市
ヤハズハハコ アゼトウナ
2013/7/14 南アルプス鳥倉林道
2014/11/2 和歌山県東牟婁郡太地町
暖地の海岸の岩場に生える。畔唐菜と書く。
 ツワブキ  ハマアザミ
   
2014/11/2 和歌山県東牟婁郡串本町
海岸に大きな群落があった。名前は「艶葉蕗」からきているという。
2014/11/2 和歌山県東牟婁郡串本町
海岸に生育する。葉縁には鋭いとげがある。
ベニバナボロギク  イソギク
2014/11/2 和歌山県東牟婁郡串本町
海岸で撮影した。アフリカ原産の帰化植物。
2014/11/24 千葉県館山市
 トウゲブキ ノアザミ
2014/11/2 北海道厚岸郡厚岸町
別名エゾタカラコウ。高山や海岸で見られる。
2015/8/1 長野県諏訪郡下諏訪町
日本のアザミの代表種。春から咲き始めるアザミはノアザミくらいである。
キオン タカアザミ
2015/7/25 山梨県甲州市
別名ヒゴオミナエシ(肥後女郎花)。キオンは紫苑(シオン)に対して花が黄色いことからついた名前である。
2015/9/27 東京都西多摩郡瑞穂町
高さが2mを越すアザミ。本州中部以北に分布すると言われるが、狭山丘陵には自生している。

オオニガナ  ヒメキンセンカ
2016/10/10 東京都西多摩郡瑞穂町  2017/3/11 埼玉県所沢市
別名フユシラズ。真冬にも咲くためこの名がある。ヨーロッパ原産で江戸時代から明治時代に持ち込まれたが、各地で野生化している。
 フジアザミ  オオジシバリ
2017/9/17 長野県飯田市
花の大きさは日本一である。ここでは林道に沿ってたくさん咲いていた。
2018/4/21 東京都町田市
オオヂシバリと記されることもある。葉は細長いへら状。
ヤクシソウ オオキンケイギク
 
2018/11/3 東京都町田市 2019/5/18 東京都あきる野市
北米原産。1880年代観賞用、緑化用に導入。全国的に逸出している。繁殖力が強く、2006年に外来生物法に基づき特定外来生物として栽培・譲渡・販売・輸出入などが原則禁止された。
ヤマハハコ クモマニガナ 
 
2019/7/26 北アルプス白馬大池  2019/7/27 北アルプス白馬乗鞍岳
平地のニガナ、高山のタカネニガナとは亜種の関係。花弁の数が11弁である点等で鑑別するが、中間的な株もあって、同定が困難なことも多いという。
イヌキクイモ ユウガギク 
2019/8/25 東京都小金井市(野川公園)
北アメリカ原産の帰化植物。キクイモに非常によく似ていて、区別は難しい。根茎の先は大きなイモにならない。「イヌ」とは使い物にならないといった意味で、犬がかわいそう。他にイヌタデ、イヌブナ等で同じ意味でイヌが使われている。キクイモとは別種とせず、別のタイプとする考えもある。野川公園の標識にはイヌキクイモとあったのでそれに従った。
2019/8/25 東京都小金井市(野川公園)
カントウヨメナ等との鑑別は難しい。野川公園の標識に従った。
リュウノウギク タイアザミ
2019/10/26 山梨県甲斐市
茅ヶ岳に登る途中で撮った。和名は香りが、中国から伝わった竜脳(リュウノウジュから採れる精油)という香料に似ていることに由来する(次に見つけた時は嗅いでみようと思う)。清楚で大好きな菊。
 
2019/10/20 東京都港区
ナンブアザミの変種。別名トネアザミ。「タイ」は国名ではなく、「大」の意。中型の頭花を下向きに咲かせるというが、横向きのことが多い。
 
カントウタンポポ ノゲシ
2020/4/7 東京都あきる野市
帰化タンポポに押されてあまり見かけなくなった。総苞外片は開花しても反り返らない。
 
2020/4/27 東京都杉並区
別名ハルノノゲシ。ちょっと手入れの行き届かない都会の路傍でよく見かける。高さ1mほどに成長する。史前帰化植物と考えられている。
 
オニタビラコ キツネアザミ 
 
2020/4/29 東京都練馬区
ちょっと手入れの行き届かない都会の路傍でよく見かける。高さ1mほどに成長する。
 
2020/4/26 東京都杉並区
中国か朝鮮から渡来した史前帰化植物と考えられている。アザミに似るが分類上アザミ属ではなくキツネアザミ属である。狐は人を騙すという迷信から付いた名前か。
オニノゲシ  コウゾリナ
   
2020/4/29 東京都練馬区
ヨーロッパ原産の帰化植物。ノゲシに似るが葉は光沢があり、荒々しい。棘が鋭く触ると痛い。葉の付け根が茎を巻き込み耳状に反る。
2020/5/5 東京都杉並区
「顔剃菜」が訛ってコウゾリナとなった。茎や葉にある剛毛がかみそりのような質感があるため。
ブタナ  ノコンギク 
   
2020/5/5 東京都杉並区
別名タンポポモドキ。人里にはびこるヨーロッパ原産の帰化植物。都会でもよく見られる。1933年に札幌で初めて採集された。フランスでは豚が好んで食べることから「豚のサラダ(Salade de pore)」と言われ、これが和訳されてブタナ(豚菜)となった。
2020/9/21 福島県大沼郡昭和村
野菊の代表。葉がざらつく、冠毛が長い、頭花は茎の先に多数散房状につくといった特徴があるが、(カントウ)ヨメナなどとの区別は難しい。 
ノハラアザミ  シロバナアブラギク 
 
2020/10/4 埼玉県秩父郡皆野町
野に咲くアザミの代表。ノアザミに似るが、開花期の違い(ノアザミは春から夏)の他、総苞にクモ毛があって粘らない点、総苞片が斜上する点から区別可能。
2020/11/28 東京都小金井市(野川公園)
アワコガネギクとリュウノウギクの雑種。公園の標識に従ったので同定に間違いない。学名はChrysanthemum x leucanthum。「×」は雑種を意味する記号であるが、この表記法ではどういう種と種の雑種かわからない。
サワオグルマ アラゲハンゴンソウ  
2021/4/8 新潟県長岡市
田の縁や休耕田など湿り気のある草地に生える。
 
2021/7/12 北海道札幌市南区
北アメリカ原産で、大正時代に観賞用として入ってきた。スキー場のゲレンデで群生していた。
ヨツバヒヨドリ  カニコウモリ 
 
2021/8/5 長野県松本市
ヒヨドリバナに似るが葉が3-5輪生。ヒヨドリバナは対生。より高標高地で見かける。両種は変種(亜種)の関係であるとされることもある。
2021/8/29 山梨県甲州市
亜高山帯の針葉樹林の林床、林縁に自生する。葉の形がカニの甲羅に似るため付いた名前。
コウモリソウ  マルバダケブキ
   
2021/8/29 山梨県甲州市
山地の林内に生える。葉の形がコウモリニ似ている。右上のカニコウモリと同じ場所で撮影。
 
2021/8/29 山梨県甲州市
鹿が嫌うため、鹿の多い地域でも生き残る。
カワラハハコ  カッコウアザミ 
2021/9/20 栃木県宇都宮市
最近各地で数を減らしているという。
 
2021/10/31 沖縄県石垣島
熱帯アメリカ、メキシコ原産の帰化植物。南西諸島の道端、畑などでごく普通に見られる。和名カッコウアザミは生薬かっこう(「かつ」は雨冠にふるとり、「こう」は香)の原料になるカワミドリに葉が似ていることから付いたらしい。
アメリカハマグルマ  アワユキセンダングサ 
 
2021/11/2 沖縄県石垣島
熱帯アメリカ原産の帰化植物。沖縄諸島各地で帰化。
2021/10/31 沖縄県石垣島
熱帯アメリカ原産の帰化植物。九州南部以南で帰化。沖縄の蝶が最も好む花の一つ。別名タチアワユキセンダングサ、オオバナセンダングサ、シロノセンダングサ
フキ  ニガナ 
2022/3/27 東京都港区
蕾(ふきのとう)や葉柄は山菜としてあまりにも有名。
 
2022/5/3 長崎県対馬市
小花が5個程度であるのが特徴。タカネニガナ、クモマニガナ、シロバナニガナは皆ニガナの変種である。道端や明るい草地に生える
コウリンタンポポ キバナコウリンタンポポ
 
2022/6/18 北海道上川郡新得町
ヨーロッパ原産の帰化植物。北海道と本州(中部地方以北)に見られる。
2022/6/20 北海道中川郡幕別町
ヨーロッパ原産の帰化植物。花の色以外ではコウリンタンポポそっくりであるが、色変わりではなく別種である。スキー場のゲレンデに咲いていた。
セイヨウノコギリソウ  フランスギク 
 
2022/6/20 北海道中川郡幕別町
ヨーロッパ原産。日本には1887年(明治20年)に観賞用として渡来したとされる。野生化している。在来種であるノコギリソウに似るが、葉が2回羽状に鋸歯状に深裂し、葉巾が広い。
2022/6/20 北海道中川郡幕別町
ヨーロッパ原産の帰化植物。江戸時代の末期に観賞用として渡来した。マーガレットに花はそっくりだが、葉の形状で区別できる。本種の葉はへら状で切れ込みがある。マーガレットの葉は羽状に深く切れ込む。
タムラソウ  ハルジオン 
 
2022/8/27 山梨県山梨市
花は一見アザミ属のように見えるが、タムラソウ属である。葉にはアザミ属のような棘はない。
 
2023/4/24 東京都武蔵村山市
大正時代に北米から渡来して帰化した。ヒメジョオンに似るが、花弁の幅が本種の方がずっと細い。茎を折ると本種は空洞がある。
キダチハマグルマ サワギク 
 
2023/5/7 沖縄県石垣島 2023/7/25 長野県松本市(上高地周辺)
別名ボロギク。山地の林内、林縁に生える。
ノコギリソウ  ダルマギク 
 
2023/8/20 山梨県甲州市
セイヨウノコギリソウに似るが、葉が細く、密に切れ込むことはない。ノコギリソウは在来種である。
2023/11/3 富山県富山市(富山市中央植物園、植栽)
海岸の岩場でみられる。自生地で撮りたいところ。
ノボロギク  セイヨウタンポポ 
 
2024/4/1 東京都品川区
ヨーロッパから明治初期に入ってきた帰化植物。
2024/4/1 東京都品川区
1904年に北アメリカから北海道の札幌市に導入され、全国に広がったとされる。他に外来タンポポとしてアカミタンポポが知られるが、1週間後に撮った果実(痩果)が赤みを帯びない灰褐色であったため、セイヨウタンポポとした。しかし様々な雑種の存在が指摘されているため深入りしないでおく。
アキノノゲシ   
 
2024/10/21 東京都あきる野市
稲作の伝播とともに日本へ渡って来た史前帰化植物の一つとされる。草丈が2m近くになるが、花はうすい黄色で優しい感じである。葉は写っていないが、ギザギザしていなかったため、ホソバアキノノゲシと言う株のようだ。
 

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