土曜日は車で通勤している。途中で何度も多摩丘陵を越えていく。
多摩市の永山のあたりで、丹沢の向こうに富士山がきれいに見える場所がある。今日はひときわ真っ白な富士山だった。このところ東京は雨が多かったが、富士山ではすべて雪だったのだろう。
いつか写真にと思いつつ、うまく車を止める場所がないため通り過ぎてしまう。
午前中は少し日が射したが、仕事帰りに青葉区の寺家ふるさと村に立ち寄る頃にはすっかり曇っていた。暖かいがこれでは蝶は飛ばない。
畑に咲いた春の花を少しだけ撮った。帰化植物のヒメオドリコソウは小さな目立たない花であるが、真上から撮ると幾何学模様が面白かった。
ホトケノザも派手な花ではないが、群落をつくるとなかなか見ごたえがある。
右下の花は赤紫色の茎や葉脈が特徴のコウサイタイ(紅菜苔)というアブラナ科の中国野菜の花のようであるが、真偽のほどは「?」。曇って暗めの畑に黄色い花が豆電球のように映えてきれいだった。
次に来るときには蝶やトンボが飛び始めているだろう。
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