オツネントンボ

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2009/4/5 長野県飯田市
PENTAX K10D SIGMA 180mm APO MACRO F6.7 1/500sec ISO400

成熟しても色がほとんど変わらない地味なトンボであるが、名前から判るように成虫で越冬する数少ないトンボのひとつ。
2009/6/21 北海道上川郡上川町
PENTAX K10D SIGMA 180mm APO MACRO F8.0 1/750sec ISO800

交尾(上♂、下♀)
成熟する前のホソミオツネントンボに似るが、翅をたたむと前翅と後翅の縁紋(黒い斑紋)が重ならずに前後に並ぶので区別できる。
2017/4/30 東京都立川市
PENTAX K-S2 SIGMA 180mm APO MACRO F6.3 1/800sec ISO400


地味なトンボであるが、春になって成熟したオスは複眼の頂上の狭い範囲が深い青色になる。これが何とも魅力的である。
2018/4/22 東京都立川市
PENTAX K-S2 SIGMA 180mm APO MACRO F18 1/400sec ISO1600
産卵。上オス、下メス。
通常連結して抽水植物の葉に産卵する。
2018/4/22 東京都立川市
Olympus TG-3 9.0mm F3.2 1/200sec ISO250
産卵痕。腹端を少しずつ横にずらしながら産卵し、高さを変えて産卵を続けるため、この様に規則的に産卵痕が並ぶ。孵化した幼虫(ヤゴ)は水面に落下するのであろうか、歩いて降りるのであろうか。
2020/3/21 東京都立川市
PENTAX KP SIGMA 180mm APO MACRO F18 1/250sec ISO1600
産卵。左オス、右メス。
2020/7/5 東京都立川市
PENTAX KP SIGMA 180mm APO MACRO F9.0 1/1000sec ISO1600
未熟♀
未熟な♀は成熟個体の同色斑の部分が緑色に輝くことがあるようだ。
2021/3/31 11:28 東京都昭島市
PENTAX KP FA 70-210mmF4ED F11 1/1000sec ISO1600 トリミングあり
移精
交尾の前にオスは腹部第9節の生殖器から第2節の副性器に精子を移す。これを移精と呼ぶ。
2021/3/31 11:32 東京都昭島市
PENTAX KP FA 70-210mmF4ED F11 1/1000sec ISO1600
右上のペアが引き続き交尾態に移行した。交尾は午前中に行われることが多く、これはかなり遅い例かもしれない。
2021/3/31 東京都昭島市
PENTAX KP FA 70-210mmF4ED F11 1/1000sec ISO1600
産卵に適した抽水植物があれば、枯死植物よりそちらが優先される。本土産のトンボの中で、最も春早くから産卵するのが本種である。

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