ミヤマサナエ

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2013/8/18 長野県諏訪市
PENTAX K-5 300mmF4EDSDM F11 1/1600sec ISO1600

ヤゴは撮影済みであるが、成虫は何十年も前に高原で撮ったきりでデジタル初撮影だった。このトンボは羽化すると故郷を遠く離れた標高の高い所に移動して成熟するまで過ごす。そして夏後半になると川に戻ってくる。撮影はワンチャンスだった。このように腹部を挙上させてとまるのは、太陽のあたる面積を少なくして体温の上昇を防いでいるといわれている。サナエトンボ科とトンボ科の仲間でみられることがある。
2013/9/23 長野県飯田市
PENTAX K-5 300mmF4EDSDM F10 1/1600sec ISO800

この河川敷にはミヤマサナエがたくさんいて、歩くと次々と飛び立った。人の気配にはとても敏感だった。
2013/9/23 長野県飯田市
PENTAX K-5 300mmF4EDSDM F10 1/1600sec ISO800
2015/9/22 長野県飯田市
PENTAX K-S2 3Sigma 18-50mm MACRO 35mm F9.0 1/1000sec ISO800 トリミングあり
2019/8/11 長野県諏訪市
PENTAX K-S2 SIGMA 180mm APO MACRO DG F10 1/180sec ISO200 ストロボ強制発光 トリミングあり

背面から見た時の特徴は、背中の黄色い線と広がった腹部第7-9節である。
2021/8/29 山梨県甲州市
PENTAX KP DFA 70-210mm F11 1/1600sec ISO1600

未熟個体は山頂で目撃されることがあり、これが「ミヤマ(深山)」と名がつく所以だが、この場所は標高1988mの山頂である。倒木に生える地衣類から亜高山の雰囲気が感じられる。

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