ミヤジマトンボ
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2018/7/30 広島県廿日市市 PENTAX K-S2 300mmF4EDSDM F6.3 1/1250sec ISO800 ストロボ強制発光 ♂ 世界中で広島の宮島と香港にのみ分布する貴重なトンボである。日本では1936年広島工業学校の数学教師、結城次郎によって発見された。その後、第二次大戦があったりで詳細が不明であったが、1955年広島大学医学部の澤野十蔵博士により同地で再発見された。現在ミヤジマトンボ保護管理連絡協議会による保護のもと、宮島の4か所で生存している。ヒヌマイトトンボと共に汽水域(淡水と海水が混じり合った場所)に棲息するトンボである。生存競争に負けて、他種が住めない汽水域に追いやられたと考えられる。 |
2018/7/30 広島県廿日市市 PENTAX K-S2 300mmF4EDSDM F6.3 1/1250sec ISO800 ストロボ強制発光 トリミングあり ♂ 生息場所は海水が流出入する潮汐湿地である。シオカラトンボに似るが腹部が明らかに細く、体型はホソミシオカラトンボやハラボソトンボに近い。オスは成熟しても胸部に黄色条が残る。 |
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2018/7/30 広島県廿日市市 PENTAX K-S2 300mmF4EDSDM F6.3 1/1250sec ISO800 トリミングあり ♀ メスは少なかった。メスも成熟すると薄く白粉を吹く。 |