カトリヤンマ

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2013/7/21 埼玉県産

湿地と池の中間といった感じの帯水域で7月に亜終齢を見つけた。
2013/7/21 埼玉県産

典型的なヤンマ型のヤゴであるが、スリムであること、背面に黒条があることが特徴だろうか。
2013/7/21 埼玉県産
2013/8/11 埼玉県産

急速に成長して終齢となった。
2013/8/11 埼玉県産
2013/8/23 6:59 埼玉県産

終齢になってしばらくしてとほとんど餌(冷凍アカ虫)を食べなくなった後、剣山に刺した割り箸にちょっとだけ登って下を向いていた。2-3日するとつついても全く動かなくなってしまった。残念ながら羽化直前で息を引き取ったかと諦めかけた朝、割り箸の先端で見事に羽化していた。
 
東日本から西日本にかけては上記の5種が同所的に棲息し、ヤゴの形態も類似する。鑑別点の1つに脚のストライプ模様の強弱がある。個体差があるので総合的に判断する必要があるが、傾向をまとめてみた。
脚の縞模様の明瞭さは「ヤブヤンマ>カトリヤンマ≧マルタンヤンマ>オオルリボシヤンマ>ルリボシヤンマ」の順である。
 

一緒に見つかるヤゴ:ハラビロトンボ

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