ヒヌマイトトンボ

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2009/7/5 茨城県東茨城郡茨城町
PENTAX K10D SIGMA APOMACRO DG 180mm F5.6 1/350sec ISO800


昭和46年7月に広瀬氏(学名のhiroseiは広瀬氏に因む)らによって、和名の由来となった茨城県の涸沼で発見され、新種として日本のトンボの仲間に最後に加えられた種(アカメイトトンボが昭和47年に日本で初めて発見されているがこれはユーラシア大陸に分布している)。その後、日本各地から報告されたが、興味あることにそのほとんどが海水が交じり合う汽水域である。海外からは香港から報告されている。
2009/7/5 茨城県東茨城郡茨城町
PENTAX K10D SIGMA APOMACRO DG 180mm F8.0 1/750sec ISO800

未熟♀
メスの頭頂部には黒斑があり鑑別点となる。
生息地が海岸に近いアシ原なので開発の波にのまれて絶滅、あるいはその危機にある産地が多いと聞く。
2009/7/5 茨城県東茨城郡茨城町
PENTAX K10D SIGMA APOMACRO DG 180mm F6.7 1/500sec ISO800


オスの特徴は何と言っても目覚まし時計の蛍光のような翅胸前面の4個の黄緑色の斑紋。
2009/7/5 茨城県東茨城郡茨城町
PENTAX K10D SIGMA APOMACRO DG 180mm F5.6 1/350sec ISO800


このように斑紋の色が明らかにうすい個体がいた。未熟なオスなのだろうか。
2012/6/30 東京都区内
PENTAX K10D SIGMA APOMACRO DG 180mm F7.1 1/180sec ISO400 ストロボ強制発光

ようやく近場で見つけることが出来た!水は汚く匂いもあって、あまり長居をしたくない場所だった。メスは頭部中央に真っ黒な斑紋がある。
2012/6/30 東京都区内
PENTAX K10D SIGMA APOMACRO DG 180mm F5.6 1/640sec ISO400

オスの顔は拡大するととてもかわいい。
 
2015/7/11 千葉県
PENTAX K-S2 SIGMA APOMACRO DG 180mm F9.0 1/1000sec ISO1600
交尾
ヒヌマイトトンボの交尾は午前中に見られる。撮影時刻は8時:57分。交尾時間は平均5時間を超えるという。
 

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