ダビドサナエ

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2017/12/9

クロサナエと極めてよく似ているが一般的により下流で見つかる。
上2015/12/19 F-1齢、下2016/1/24 F齢
同一個体である。「ダビドサナエ属のヤゴは翅芽が開く」と書いてある図鑑が多いが、あくまでそれは終齢(F齢)での話(下)なので注意が必要である。それ以前では上の写真(F-1齢)のように翅芽は並行して後方に伸びている。
2017/12/9
2017/12/9

クロサナエとの鑑別は難しいが、オスはそれが可能である。そのためにはまずオスを見つけないといけない。オスはヤゴをひっくり返すと腹部第2, 3節腹側中央に成虫になった時に副性器になる部分(原副性器)が見える。
 
ダビドサナエ属3種オスの比較。オス同志を比べると、クロサナエでは尾部付属器の肛上片にあるこぶ状の突起(肛上片瘤)(赤矢印)が大きいので鑑別可能である。  

一緒に見つかるヤゴ:カワトンボ、オジロサナエ、コオニヤンマ、オナガサナエ

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