アカボシゴマダラ

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2008/8/31 東京都練馬区
PENTAX K10D PENTAX-D FA MACRO 100mm F8.0 1/125sec ストロボ強制発光
日本ではもともと奄美諸島に分布するだけだったが、何者かのゲリラ放蝶によって藤沢市で1998年から見られるようになり、現在埼玉県、東京都に分布を広げている。赤いリングが一部欠けていることより中国大陸産亜種と考えられる。
この写真は石神井公園で撮ったものだが、ウェブで調べると現時点で23区内では石神井公園の他にも善福寺公園、光が丘公園、成城からも報告があり、少なくとも今年現在、杉並区、世田谷区と練馬区には分布を広げていると思われる。ゴマダラチョウ、オオムラサキへの影響が懸念される。
2009/8/14 東京都練馬区
PENTAX K10D SIGMA 180mm APO MACRO DG F8.0 1/500sec ISO800
ゴマダラチョウの幼虫は地面に降りて落ち葉の下で越冬するが、本種は地面に降りず、エノキの幹で越冬するという。そのため、冬に落ち葉の掃除をするような公園では本種しか生き残れない。
新鮮な個体をいい色合いで撮れた。
2009/5/31 埼玉県入間市
PENTAX K10D PENTAX-D FA MACRO 100mm F2.8 1/1000sec ISO800 ストロボ強制発光

春型
春型はアカボシがほとんど消退し、白化が著しく、異様な感じを受ける。この個体はそれほど顕著ではないが。
2010/11/23 東京都杉並区
PENTAX K10D PENTAX-D FA MACRO 100mm F22 1/125sec ストロボ強制発光
ゴマダラチョウは食樹であるエノキの根元の落ち葉の裏で越冬するが、アカボシゴマダラはこの写真のように、枝にとまって越冬することが多いようだ。この写真からはわかりにくいが、周りに糸を吐いて体を固定しているようである。
2016/5/14 千葉県野田市
PENTAX K-S2 SIGMA APOMACRO DG 180mm F2.8 1/125sec ISO1600 ストロボ強制発光 トリミングあり
春型
初めて真っ白な春型を見た時は気味悪ささえ感じたが、もう慣れた。
2017/7/16 東京都小金井市
夏型
PENTAX K-S2 Macro 100mm DFA F18 1/250sec ISO1600 トリミングあり
中国大陸産亜種は赤いリングが一部欠けているといわれるが、この個体はリングが完全である。個体差があるようだ。
2018/9/16 東京都杉並区
PENTAX K-S2 SIGMA APOMACRO DG 180mm F11 1/80sec ISO1600
第3化の4齢幼虫だろうか。エノキの低木の葉で見つけた。
 
2019/8/3 東京都練馬区
PENTAX K-S2 SIGMA APOMACRO DG 180mm F6.3 1/800sec ISO800
エノキの葉に産卵するメス
 
2019/8/3 東京都練馬区
PENTAX K-S2 smc PENTAX-F 35-80mm改造 1/180sec ISO400 ストロボ強制発光 トリミングあり
エノキの葉に産まれた卵
右は産み付けられた直後の卵。左はたまたま(?)隣にあった時間が経った卵。縦に走る襞は、新しい方が18本、古い方が20。キタテハもそうだったけど、縦の襞の数にはばらつきがあるようだ。
 

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